プラスチック資源循環連携研究グループ シンポジウム
「プラスチック汚染の解決に向けて~条約の最新動向と科学の役割~」
開催報告
国立環境研究所では,分野横断的にプラスチック問題を議論するために,所内の様々な領域の研究者が参画する「プラスチック資源循環連携研究グループ」(以下,「連携研究グループ」と略します)を組織し,2021 年度から2025年度まで活動してきました。
プラスチック汚染に関する法的拘束力のある国際文書(以下,「プラスチック条約」と略します)の策定に向けた政府間交渉委員会(INC)は,2024年までに条約の策定作業の完了を目指していました。しかし,依然として各国の主張には大きな隔たりがあり,2025年8月のINC-5.2においても合意には至ることができませんでした。その背景には,各国の利害関係や政治的な要因に加え,プラスチック汚染が包含する様々な問題に対して,各国の置かれた社会環境のもとで,どういった対策や技術が有効で必要とされるか,問題構造が科学的にも十分に解明されていないことも要因であると考えられます。
そこで,プラスチック条約交渉の最新動向やプラスチック汚染に対する国内の取組状況を国内の関係者と共有するとともに,プラスチック汚染の解決に向けて学術研究に期待される役割を議論するために,2026年1月16日に連携研究グループの主催で「プラスチック汚染の解決に向けて~条約の最新動向と科学の役割~」と題したシンポジウムを開催しました。連携研究グループのメンバーに加え,政府の立場からプラスチック条約の交渉に携わってきた関係者,プラスチック汚染に関わる研究に従事してきた専門家に登壇いただき,プラスチック汚染の問題構造の解明や,その解決のために科学が果たすべき役割について議論しました。
シンポジウムの詳しい内容については、以下の開催報告[PDF]をご覧ください。
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- (公開日 2026.2.18)


