高齢者ごみ出し支援ガイドブック

概要

高齢者ごみ出し支援ガイドブック

国立環境研究所資源循環・廃棄物研究センターでは、これまでの調査・研究で得られた知見に基づいて、「高齢者ごみ出し支援ガイドブック」を作成しました。超高齢社会を迎え、ごみ出しが困難でありながら必要な支援が受けられない高齢者は、今後ますます増えていくことが懸念されています。本書は、これから高齢者を対象としたごみ出し支援に取り組みたい自治体や地域団体、一般廃棄物事業者を読者として想定して、支援制度の設計や運用の仕方をわかりやすく説明するものです。自治体が支援の主体となる「直接支援型」と、自治会やNPO等が支援の担い手となる「コミュニティ支援型」について、それぞれの特徴や留意点を紹介しています。

平成29年8月30日に高齢者ごみ出し支援事例集が発行されました。
(公開日 平成29年5月31日)

ガイドブックの特徴

① 高齢者のごみ出しの課題を詳しく説明
「介護保険制度を利用していれば、ごみ出し支援は必要ないのでは?」「支援がないとどうなってしまうの?」といった疑問を持つ人も多いでしょう。本書では、高齢者のごみ出しを巡る課題を詳しく解説し、なぜ支援が必要なのかを理解できるようにしています(第1章)。
② 制度の検討プロセスをわかりやすく解説
制度設計では関係主体と連携しつつ、①現状を把握し、②基本方針を検討し、③さらに仕組みの詳細を検討していきます。本書では、こうしたプロセスをわかりやすく解説しています(第3章1~3節) 。
③ こまかなノウハウを解説
ごみ出し支援で高齢者の見守りを行う方法には、①毎回必ず声を掛ける、②ごみが出ていないときだけ声を掛ける、③基本的に声掛けしないが、連続してごみが出ていない場合や異変に気づいたときには声を掛けるといった様々な方法があります。本書では、こうした支援のノウハウを紹介しています(第3章4節)。
④ 役立つ情報をコラムで紹介
12の「コラム」を掲載し、用語の解説、参考になる関連事例や興味深い研究成果など役立つ情報を紹介しています。
⑤ 「他の自治体はどうしている?」がよくわかる
10のトピックについて「データ」を掲載し、自治体規模別にみた支援の取り組み状況や声掛けの実施状況など、全国自治体アンケート調査の結果を紹介しています。

関連する研究成果