皆さんは「リサイクルの日」をご存じですか?「ひとまわり(10)、ふたまわり(20)」の語呂合せで、10月20日がリサイクルの日なんです。1990(平成2)年に日本リサイクルネットワーク会議が制定したと言われています。この記念日を発展させ、現在、8省庁(財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省、消費者庁)が、毎年10月を「リデュース・リユース・リサイクル(3R)推進月間」としています。中央省庁だけでなく、各団体や地方自治体もさまざまな取り組みやイベントを行ってます。例年行われている3R推進ポスターや資源循環技術・システム表彰などのイベントのほか、今年は食品ロス削減やプラごみ削減、7月1日からスタートしたレジ袋有料化に関連したマイバッグキャンペーンの取り組みが各地で多く行われました。
そのほかにも環境やごみ・リサイクルに関連したこんな記念日があります。
「ご(5)、み(3)、ゼロ(0)」の語呂合わせで、毎年5月30日は「ごみゼロの日」です。「530(ごみゼロ)運動」は、1970年代に愛知県豊橋市の山岳会会長・夏目久男さんの呼びかけで始まり、その後、全国に広まりました。1993年には厚生省(現・厚生労働省)が5月30日を初日とする「ごみ減量化推進週間」を正式に制定しました。現在は5月30日~6月5日(環境の日)を「ごみ減量・リサイクル推進週間」として、ごみ減量やリサイクル推進のための啓発活動や美化清掃活動が各地で行われています。
1972年6月5日からストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して、日本では1993年に制定された「環境基本法」で6月5日を「環境の日」と定めています。また、環境省の呼びかけで、毎年6月を「環境月間」として、全国各地でさまざまな環境関連行事が実施されています。(環境省「令和2年度「環境の日」及び「環境月間」行事一覧」)
「エコライフ・フェア」は、行事の代表例の一つとして、1990年以来、毎年東京都内の公園で開催されています。子供から大人まで、楽しみながらライフスタイルを見つめなおすきっかけとなる、さまざまなブースが環境省、地方自治体、関連団体、企業、NGO・NPO等から出展され、国立環境研究所もブースを出しています。
今年は新型コロナウィルス感染症対策の観点から開催が延期され、12月19日から2021年1月17日までオンラインで開催が予定されています。詳細は、「エコライフ・フェア2020 online 「気づき」から「行動」へ ~地球の未来のために~」をご覧ください。