活動レポート
2013年9月号

資源循環・廃棄物研究センター 2013年 夏の一般公開

由井 和子

毎年恒例の夏の大公開が今年も7月20(土)に開催されました。資源循環・廃棄物研究センター(以下、循環センター)では「のぞいてみよう! ゴミの世界、リサイクルの世界」と題して企画・展示を行いました。以下では簡単に内容を紹介します。

パネル展示

循環センターで日頃行っている循環型社会研究プログラム政策対応型廃棄物管理研究災害廃棄物や放射性物質に汚染された廃棄物の処理・処分に関する研究の中から、災害廃棄物・放射性物質汚染廃棄物の処理から高齢化処理へ向けた廃棄物処理のありかたまで、放射性廃棄物研究と若手研究にスポットをあてて、ポスター展示と研究紹介を行いました。

Eco一番屋(展示室)

写真:カレーの具を選んでいるところ(Eco一番屋)カレーライスの具材選びを通して、日々の食事に関連して発生する廃棄物や温室効果ガスなどの環境負荷について考えてみよう、というゲームを用意しました。うまく環境負荷の少ない具材を選べると高得点になるのですが、点数の高かった方もそうでもなかった方も、大人から子どもの方までお楽しみいただけました。

「そうだったのか! 学べるゴミクイズSP.」

ごみの処理やリサイクルなど、循環センターで行っている研究に関係した内容で、実験室をまわりながらのスタンプラリー形式のクイズを行いました。全問正解でもらえる博士帽型お面が、ちびっこたちに人気でした。

「バイオ凝集フロックを作ろう!」(資源化プラント室)

写真:バイオ凝集フロックを作っているところ汚水処理技術の一つである凝集分離法の実験(バイオ凝集フロックを作ろう!)と、家庭から排出される汚水の性状・処理技術に関するパネル展示を行いました。
実験では、納豆からネバネバ成分を抽出して自作の凝集剤を作成し、汚水をきれいにする凝集の操作を体験していただきました。

熱処理プラント実験室公開

写真:家電のなかの金属の展示プラント室にある実験用焼却炉等の説明と一般ごみの焼却処理プロセスの解説、ごみのバイオ燃料としての有効利用に関する研究の紹介や、廃家電とリサイクルに関する展示等を行いました。特に家電の問題は皆さま関心が深く、分解した家電の内部を熱心に見て行かれ、金、鉛、銅、鉄等の金属が内部に使用されていることを確認されていました。

最終処分プラント実験室公開

プラント室の埋立処分シュミレーターの説明や、最終処分場に関する説明を行いました。またサーモグラフィとレーザーメタン計を使ったゲーム等を通じて、埋立地での現場調査の方法や、メタンガスの発生とその問題について説明しました。

ご来場いただいた皆様にはごみとリサイクルの問題について少しでも関心を持っていただけたら幸いです。来年の夏の大公開も循環センターの研究や活動を皆様に分かりやすく紹介できるよう頑張りますので、是非お越しください。

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