2010年8月23日号
循環センター 2010年夏の一般公開田上厚子
毎年恒例の「夏の大公開」が今年も7月24日(土)に開催されました。当日は大変な猛暑にも関わらず、たくさんの皆さまにご来場頂き、誠にありがとうございました。 今年の循環センターの主な企画・展示は、日々の食事に関連して発生する環境負荷を知ってもらうゲーム「Eco一番屋」、各プラント実験室を探索しながらのクイズ「ゴミはどうなる どこへいく?」、身近な発酵食品を使ってのクリーナー作成体験「微生物クリーナーを作成しよう」でした。 「Eco一番屋」では、カレーライスの具材選びを通して、環境負荷について楽しく知ってもらう体験型のゲームを行いました。皆さん、自分流のエコカレーを作ろうとスタッフからのヒントをもとに、食材のカード選びに奮闘されていました。最後のレジでは、環境負荷を診断したレシートが配布されこちらも好評でした。 また、「ゴミはどうなる どこへいく?」では、ゴミの処理やリサイクルなど、循環センターで行われている研究の一端を知ってもらうために、実験室などを探索しながらのクイズを行いました。会場はクイズの用紙を片手に楽しそうに実験室を回られているお子さんたちや、ゴールで全問正解を喜ばれているご家族などで、とても賑わっていました。また、全問正解の皆さんには博士帽をかぶっての記念撮影を行いましたが、こちらも好評でした。 「微生物クリーナーを作成しよう」では、納豆やヨーグルトなどの身近な発酵食品を使って、微生物の働きで排水口のぬめり等を除去するクリーナーを作成しました。初体験のクリーナー作りに、お子さんたちも興味深く楽しんでいました。 その他、各実験室では循環センターで行われている研究に関連する展示やデモ実験等が行われました。 来年の「夏の大公開」も、多くの皆さまに関心をもっていただけるよう、循環センターの研究をわかりやすくお伝えしていきますので、どうぞお楽しみに。 |
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