![]() 2007年5月21日号
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一般家庭から出るごみを埋立てる処分場は、あと何年で一杯になってしまうでしょう??
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家庭から排出されるごみ(一般廃棄物)は、処理技術や資源化・リサイクル率の向上により、その埋立量は年々減少しています。しかし、これはゼロにならず、リサイクルに回らずに処分されるごみや、現在の技術では再利用できないため、
やむを得ず埋立処分をしなければならないごみがどうしても出てきてしまいます。このごみを安全に処分するために、埋立地(最終処分場)がどうしても必要になります。
平成16年度の統計によると、一般廃棄物を埋立てる最終処分場は全国で約2,000か所あり、埋立可能な容量は1億3千万m3となっています。この数字だけ見ると処分場の数と埋立可能な容量は十分多いように思えます。 しかし、新しい最終処分場の確保が困難なため、埋立可能な容量は年々減少しているのが現状です。現在のペースでごみの埋立が行われると、処分場の新規建設が仮に無い場合には、約13年で最終処分場が一杯になる計算です。 ごみを安全に埋立てる場所がなくなってしまうと、皆さんの生活に様々な支障を来たすことが考えられます。 ![]() ごみの再利用率を大幅に高めるには技術の発展が重要ですが、循環型社会の形成には、資源の有効利用、廃棄物の減量が重要であり、みなさんのごみを減らす、分別をきちんと行うという意識が大事になります。 ごみの排出量を減らすための3R(リデュース、リユース、リサイクル)に皆さんも真剣に取り組んで頂ければと思います。 ![]() ![]() ![]() |
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