活動レポート
2016年9月号

資源循環・廃棄物研究センター 2016年 夏の一般公開

大塚 康治

毎年恒例の国立環境研究所夏の大公開が「環境博士が君を待っている!」と題して7月23日(土)に開催されました。当日はこの時期としては比較的涼しいという天候にも恵まれ、5200人を上回る皆さんにご来場いただきました。

資源循環・廃棄物研究センター(以下、循環センター)では、「Mission資源を回収せよ!」をテーマに企画・展示を行いましたので簡単に内容をご紹介します。

2R行動ストラックアウト

2015年には隠れ企画で好評を博したストラックアウトを、メインの企画として格上げして「2R行動ストラックアウト」として実施しました。

2R行動ストラックアウト2RはReduce(リデュース)、Reuse(リユース)の頭文字で、ごみを減らしたり、ものを長く、繰り返し使ったりすることを2R行動といいます。今回の企画では「ごはんを残さず食べる」、「水筒を持ち歩く」、「えんぴつを最後まで使う」などの子供でもできる9種類の2R行動を紹介した的から自分で選んだ的をめがけてボールを投げるゲームとなっています。参加者に配布された2R学習ノートやオリジナル鉛筆も大変好評で、約900名の皆さんに楽しんでいただけました。

熱処理プラント実験室公開

熱処理プラント実験室熱処理プラント実験室にある実験用焼却炉等の説明や関連する研究内容の紹介、都市ごみ溶融スラグや小型廃家電の展示のほか、ごみの熱処理実験や廃家電処理に関する映像紹介を行いました。展示パネル、廃家電の現品をご覧いただき、国内や途上国での廃家電のリサイクルの状況、溶融スラグの再生利用について学んでいただきました。

廃ガラスからの小物づくり

廃ガラスの加工割れて使えなくなった廃ガラスを使って身近なアクセサリーなどを作る企画です。廃ガラスを細かく砕き、型枠に入れて高温で溶かして成型する様子をパネルで紹介しながら、廃ガラスの加工品に革ひもや金具を取り付け、ネックレス、キーホルダーなどのアクセサリーを製作しお持ち帰りいただきました。予定していた整理券は途中で全て配布してしまい、参加いただけなかった方がいたのは残念ですが、参加していただいた方には大変喜んでいただきました。

最終処分プラント実験室公開

最終処分プラント実験室最終処分プラント実験室に設置されている大型ライシメーター(模擬埋立処分実験装置)の説明や研究内容の紹介を行いました。また、廃棄物埋立地に関するクイズを解きながら、埋立地の仕組みを学習していただきました。クイズの全問正解者にはアジア地域や国内の処分場や試験サイトの風景等を印刷したオリジナルしおりを配布し、廃棄物処分場の様子を知っていただきました。


そのほか、廊下には浄化槽のミニチュアモデル、循環センターでの研究成果のポスター展示を行い、多くの皆さまに「資源の回収」、廃棄物の適正な処理・処分について学習いただけたと思っています。一方で、昨年度までに行っていました、「こでん屋さん」、「廃食油からの石鹸つくり」「ウキクサ入りのキーホルダー作成」などの企画を楽しみにしていたとの声も多数いただきました。皆様からのご意見も参考にさせていただき、来年の夏の大公開も多くの皆さんに楽しんでいただけるように、そして、私たちの研究活動をより深く知っていただけるように準備したいと考えています。皆さんのご来場をお待ちしています。

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