循環型社会・廃棄物研究センター オンラインマガジン『環環kannkann』 - 当ててみよう!
2006年11月20日号
溶融スラグ/鄭昌煥
質問:Question
写真:溶融スラグ  近年、ごみを千数百度の高温で溶かして処理する「溶融施設」が普及してきました。ごみを溶融すると写真のようなガラス状の「溶融スラグ」が製造されます。溶融スラグは様々なところにリサイクルされていますが、以下の中で溶融スラグの有効利用の用途ではないのはどれでしょうか?
[1] コンクリート用の骨材 [2] 道路の路盤材 [3] 舗装用ブロック [4] 宝石や工芸
ゆうぞう博士
解説:Answer
 近年、日本では溶融施設を導入する自治体が増えています。それらの施設で製造される溶融スラグは年間約50万トン、そのうち約60%は建設資材などに利用されており、さらにいろいろな用途に利用され、リサイクル率が高くなっていくことが期待されています。 写真のように、溶融スラグは黒いガラス状で黒曜(こくよう)石のような不思議な輝きをしていますが、残念ながら宝石や工芸品としての価値は無いようです(笑)。 今年(平成18年)7月には、私たちの研究成果も活用されてコンクリート用溶融スラグ(JIS A 5031)と道路用溶融スラグ(JIS A 5032)の品質基準を定めた日本工業規格(JIS)が制定されましたので、スラグの有効利用はこれからもっと拡大されると思います。
答え [4] 宝石や工芸品
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