研究プロジェクト5

次世代の3R基盤技術の開発

燃料変換技術と燃料利用技術の開発に向けて、技術システムの設計と評価、施設調査、数値モデル化等の手法を用いた新規バイオ燃料製造技術システム及び中間処理技術を提案・実証します。また、新規材料に対する計測技術の開発とその廃棄物処理における安全性評価等により新規廃棄物の適正処理方法を検討します。具体的には、3年目までに業務用の生ごみ及び厨房排水を対象として、メタンガスを回収しつつ処理性能がディスポーザー排水処理システムの規格を満たす装置を開発します。また、デュアルバイオ燃料製造技術の実証を行い、多様な燃料を利用してバイオ燃料を製造する技術を確立します。5年目には、開発した装置を既存インフラと連携できる新規分散型有機性廃棄物処理システムとして実証試験し、加えて、バイオ燃料製造プロセス用の動態モデルを開発し、環境汚染物質の排出量最小化を実現するためのバイオ燃料製造システムを提案・実証します。焼却や溶融等の熱処理技術の高度化については、3年目までに熱処理施設の調査とモデル化を行い、熱処理工程における元素分配挙動と化学形態を解明します。5年目には、有用金属の回収効率の向上及び焼却残渣の最終処分や有効利用における環境安全性を向上させる熱処理技術を提案・実証します。新規廃棄物に関する研究では、3年目までに、ナノ廃棄物の発生量と処理の状況を取りまとめるとともに、ナノ廃棄物処理過程でのナノ廃棄物の計測方法を開発し、処理過程における挙動を明らかにします。5年目には、安全性や経済性等の評価結果を基にしたナノ廃棄物の適正処理技術を提案し、検証を行います。
これらを通じて、廃棄物系バイオマスの利活用及び廃棄物処理施設における3Rの促進に貢献するとともに、新規廃棄物に対する適正処理の確立に貢献します。

研究プロジェクト5-次世代の3R基盤技術の開発
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