資源循環・廃棄物研究分野の基盤的調査・研究

研究課題1 循環型社会システムに関する政策・制度分析

循環型社会形成のための制度・政策研究においては、3年目までに特定の行動を取り上げた影響要因をモデル化して行動変容を解釈するためのフレームワークを提示し、5年目までに制度設計上の論点を体系的に蓄積、整理する。また、拡大生産者責任(EPR)と公共責任等の責任の付与に着目して、国内外のリデュース・リユース・リサイクルに関わる制度の調査や比較、評価などを行う。

研究課題2 国際資源循環の動態解析と環境・経済・社会影響評価

国際資源循環の動態解析と環境・経済・社会影響評価研究においては、4年目までに金属資源を対象に世界各国間のフローとストック量を推計する方法論の開発とデータ整備を行い、5年目までに新たなストック指標開発と国別・地域別の計測を可能とする。

研究課題3 資源循環と物質管理のための基盤技術開発

資源循環と物質管理に必要な各種基盤技術の開発研究においては、概ね3年目までに製品由来化学物質試験評価方法、残留性有機汚染物質(Persistent Organic Pollutants、POPs)及び類縁物質の適正管理、アスベスト適正管理、新規リサイクル技術シーズの開発について基礎的な検討を行い、概ね5年目までにそれぞれに実用的価値に繋がる知見を得る。

研究課題4 廃棄物・土壌の循環利用・適正処理処分技術高度化

廃棄物等の建設材料利用や埋立処分に係る試験評価・管理システムの高度化においては、3年目までに試験評価方法や数値解析モデルを構築し、5年目までに管理方策を含めたガイドラインを提示する。

研究課題5 廃棄物管理技術のアジア等国際展開

廃棄物管理技術の国内外への適用に関する基盤的調査・研究においては、中間処理や埋立処分の特定の技術システムについて、3年目までにわが国における高度化やアジア等への適用のためのカスタマイズの方向性を明確にするための基礎的な知見を集積し、5年目までに一部実証を実施するとともに、その成果を資源循環研究プログラムとの総合化のための検討に提供する。

アジア諸国との廃棄物研究連携ならびに成果普及基盤構築

1)循環型社会への転換や統合的廃棄物管理システム構築に資する研究成果である技術・システム・制度等のアジア地域等における社会実装や普及支援を行う。

2)社会実装に向けて、アジア各国の都市、、地域的枠組み(ASEAN,APECなどの地域的枠組み)、国際機関等のドナーらの循環型社会形成や廃棄物管理分野の研究ニーズを把握し、事業を立案・実施する。

3)大学・研究機関、行政、海外への援助機関、産業界等と戦略的パートナーシップを強化し、ネットワークの形成及び連携強化を行うことで、アジア地域他、国外における本センターの研究成果、技術等の普及を図る。

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