プロフィール
【研究メンバー情報】
| 氏名 |
徐 開欽 |
| ふりがな |
じょ かいきん |
| 担当プロジェクト |
(循環型社会研究プログラム)中核研究3,中核研究4,その他の調査・研究
(アジア自然共生研究プログラム)PJ2
環境省「バイオ資源・廃棄物等からの水素製造技術開発」,環境省廃棄物科学研究費補助金「高度処理浄化槽におけるリン除去・回収・資源化技術の開発とシステム評価」 |
| 所属 |
バイオエコ技術研究室 |
| 役職 |
室長 |
| 専門分野 |
流域環境管理,富栄養化対策技術 |
| 学位・資格 |
工学博士 |
| 連絡先(電話) |
2339 |
| 連絡先(E-mail) |
joexu (末尾に”@nies.go.jp”がつきます。) |
【現在行っている研究テーマ】
・国際資源循環を支える適正管理ネットワークと技術システムの構築
中国,東南アジアでの有機性・液状廃棄物対策の適正面的整備への対応を図る上で,資源循環化と浄化能力および温室効果ガス発生抑制化を達成するエコエンジニアリングとしての人工湿地,植栽土壌浄化法等を活用した生態工学システムの地域特性を踏まえた適正設計・操作条件を明らかにする。
・廃棄物系バイオマスのWin-Win型資源循環技術の開発
生活系排水からのリン回収・資源化技術の開発・評価により,我が国におけるリン資源の回収・循環フローの基盤が示され,液状廃棄物対策における環境低負荷・資源循環型のシステム技術の構築に展開する。また,リン回収と同時に余剰汚泥減容化を目的としたマイクロバブル化オゾン・吸着脱リン処理を組み込んだ新規排水処理システムの実用化に向けた検討い,処理水質を維持しつつ,余剰汚泥の発生が抑制される基盤条件を見い出す。さらに,高度処理システムにおける鉄電解脱リン法に着目した高度・安定的なリン除去・回収技術に関する基盤条件の確立をする。
・液状・有機性廃棄物の適正処理技術の高度化
液状・有機性廃棄物としてのし尿,生活雑排水,生ごみおよびこれらの処理過程で発生する汚泥,植物残渣等の高度・適正処理技術,技術システムを確立化するため,バイオ・エコエンジニアリングを活用した窒素,リン除去・回収型高度処理システム,浄化槽の機能改善,植栽・土壌処理システム等の開発を行う。
・東アジアの水・物質循環評価システムの開発
流域圏の持続性評価指標体系を構築することにより,技術導入効果に基づく適切な技術システムと政策プログラムの評価・設計を行うことを目的として,地域における環境管理の技術インベントリ整備,バイオエコ技術等分散型排水処理技術の導入による効果や湖沼・ダム湖の水質汚濁対策のマニュアル化・ガイドライン等の構築のための研究を実施している。
・バイオ資源・廃棄物等からの水素製造技術開発
有機性廃棄物としての生ごみ等の未利用バイオマスを対象とした水素・メタン2段発酵プロセスの開発研究を行い,適正処理とエネルギーの回収を両立させるためのシステムとして,USBメタン発酵と生物膜処理を組み合わせたシステムを開発し,高いCOD,窒素の除去性能を持つとともに,高いメタン転換率を持つシステムの開発を行う。
・高度処理浄化槽におけるリン除去・回収・資源化技術の開発とシステム評価
効率的リン回収システムに関して新たなリン回収方式としての吸着脱リン法について,リン吸着担体の再生方法,再生担体の持続性の評価や,さらに鉄電解を用いたリン回収システムに関し,実際の浄化槽を用いた実証試験を含めた研究開発を行い,生活系の液状廃棄物からのリン資源回収・吸着剤再生利用というリン資源循環システム構築のための各要素技術を確立する。
【プロフィール】
1962年生まれ。中国福建省出身。83年武漢水利電力学院(現・武漢大学)工学部修了後,84年に政府派遣の第3期修士課程留学生として東北大学工学部へ。90年,同大大学院工学研究科博士課程を修了。90年新日本気象海洋(株)(現・国土環境(株))研究員,92年東北大学大学院助手,96年同助教授。97年9月から国立環境研究所水土壌圏環境部主任研究員,流域圏環境管理プロジェクト主任研究員を経て,現在,アジア自然共生研究グループ環境技術評価システム研究室主任研究員(循環型社会・廃棄物研究センターバイオエコ技術研究室主任研究員を兼任)。2005年4月~2006年3月まで米国コロンビア大学地球環境工学科客員研究員として一年間滞在。
これまで,持続可能な流域圏の総合環境管理に関する研究の一環として,世界注目の長江流域・河口域並びに東シナ海を対象に,「東シナ海における河川経由の環境負荷が海洋生態系に与える影響評価手法に関する研究」,「流域環境管理に関する国際共同研究」,「高分解能衛星データを用いたリアルタイムの流量フラックス推定手法の開発」,「長江流域から東シナ海への土砂・汚濁物質の負荷量の推定手法の開発」,「Vollenweiderモデルによる三峡ダム湖の富栄養化可能性評価」等研究について,取り組んできている。
今後は,引き続き流域の環境管理に関わる研究を行うとともに,流域圏の環境管理に必要不可欠の個別な環境浄化技術,バイオ・エコ技術を含む分散型排水処理技術を活用した環境修復・改善技術についての研究を行う。
【学歴】
| 1979年9月 |
中国武漢水利電力大学(現武漢大学)工学部 |
入学 |
| 1983年8月 |
同上 |
修了 |
| 1983年9月 |
同上 大学院 |
入学 |
| 1984年2月 |
中国赴日留学生予備学校 |
入学 |
| 1984年9月 |
同上 |
修了 |
| 1984年10月 |
日本国東北大学工学部研究生 |
入学 |
| 1985年4月 |
日本国東北大学工学研究科博士前期課程 |
入学 |
| 1987年3月 |
同上 |
修了 |
| 1987年4月 |
日本国東北大学工学研究科博士後期課程 |
進学 |
| 1990年3月 |
同上 |
修了 |
【職歴】
| 1990年4月~1991年8月 |
新日本気象海洋(株)(現国土環境(株)) |
研究員 |
| 1992年10月~1996年2月 |
東北大学工学部 |
助手 |
| 1996年3月~1997年9月 |
東北大学大学院 工学研究科 |
助教授 |
| 1997年9月~2001年3
月 |
環境庁/省 国立環境研究所 |
主任研究員 |
| 2001年4月~ |
独立行政法人 国立環境研究所 |
主任研究員 |
| 2004年10月~ |
中国科学院地理科学与資源研究所 |
客員研究員 |
| 2005年4月~2006年3月 |
米国コロンビア大学 |
客員研究員 |
| 2006年4月 |
米国コロンビア大学 |
客員研究員 |
| 2007年1月~ |
中国武漢大学 水利水電力学院 |
客員教授 |
【趣味】
旅行,囲碁,水泳,卓球,ボーリング,スポーツ観賞
【好きな格言】
友遠方より来る,また楽しからずや(有朋自遠方來、不亦楽乎---孔子)
One for all,and all for one: No pain,no gain